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周産期トラブルと後宮の話。

日本における分娩数の約20%が帝王切開なんだそうです。
単純計算で、出産を経験する女性の5人に1人が帝切って事ですね。
実際には帝切するとそれ以降の出産は問答無用で帝切になるケースが多いので、ちょっと違うかもですが。

多胎リスクとかの細かいとこは割愛しますが、所謂正常分娩が難しいケースは結構ある。
妊娠中だって、入院や絶対安静が必要になることもちらほらと。

現代日本は医療技術、設備、制度共に優秀です。
よって、深刻な周産期トラブルが発生しても妊産婦死亡率は世界でもダントツに低い。悲しいかなそれでもゼロではない。故に今でも出産は命懸けと言われています。


さて、高華国です。
古代アジアがモデルとの事ですが、残念ながら古代アジアの詳しい出産事情が全く分かりません。
なので想像してみます。

まずは帝切。16世紀頃から行なわれるようになったとの事なので恐らく高華国には存在しない。
作品読んでると、古代ではなく中世ぽく見えるのですが、どっちにしても難しいかな。
その時点でガクブルです。
他にも、産褥期の感染症やら医学的根拠のない迷信的産後処置や何やらを鑑みると((((;゚Д゚)))))))
てか高華国どうこうじゃなく、近現代以前の周産期死亡率って軽く10%は超えてそう……勿論時代や地域によってかなりのバラツキはあるのでしょうが。

それでも女性は命を繋いできたんだよ。だから今があるんだよ、と感動してみたり。
命懸けでも出産せざるを得ない、他に生きる術のない女性のやるせない立場とか色々あるんだよな昔から、と憤りを感じてみたり。

まあそういった感傷は置いといて。
高華国は地域格差はあれど全体的に金持ってそうだし、衛生状態もそれなりに良さそうだし、男性社会ではあるものの女性蔑視的ではない。ユン君見る限り医療技術もそれなりっぽいし、現実世界の「古代」よりはマシなのかも、と思いたいです。

とはいえ、やっぱり高華国を現実に照らし合わせると近現代以前。
現代の高度な周産期医療などあるはずもなく。


この厳しい現実の中で如何にして王統を繋いでいくか。
この命題の答として多くの国が一夫多妻制もしくは後宮を採用していた訳ですが、高華国はどうなんだろう。
姫は一人娘でパパにはママしかいなかったっぽい。でもこれは非常にイレギュラーだったのではないでしょうか?
(パパ自身が後添えは不要と言ってましたけど、それを貫けるということはパパは結構自分の意志を通してますね。戦争の件もそうですが)
根拠としては一応ふたつ。
ひとつめ。一夫一妻で250年間も王統を繋ぐのは難しい。同じ250年間続いた徳川幕府、大奥があったって直系で15代続いた訳じゃない。
ふたつめ。一巻で姫がスウォンに「実は屋敷に女の人が沢山」みたいなこと言ってました。これ凄く違和感ありませんか?
スウォンはハタチ前の独身ですよね。これ現代人の感覚なら姫は「実は恋人が」とか「婚約者が」とかの言い方をすると思います。でも「屋敷に女の人が沢山」
王族男子は婚姻の有無を問わず自宅に複数の女性を侍らせる。つまりはそういう世界観なのでしょう。

現代人としての私自身の感覚をまるっと無視して言いますと、後宮制度は実に合理的な王統維持システムです。
先述した周産期リスクを複数の女性が負担することで、確実に後継者を生産する。
且つ、何人もの王の子が必要とされる中で、出産という仕事を複数で分担することにより一人当たりの負担を軽減する。
婚姻も外交の一手段であり、一夫多妻制は政治的に都合良かったという側面もあるのでしょうが。
王妃の政治的役割が大きい国なんかでは、王妃の役割の一部を後宮の女性(王妃の部下)に代行させているということにもなる。
現代人からすれば女性の人権無視した非常に腹立たしいシステムのように見えますが、実は女性の命を守っているんですね。


さて、こんなことをつらつらと考えて一体何が言いたいのかといいますと。

近現代以前、女王が立つのは難しいなあと。

女王は王統維持のためには女王自身が出産リスクを背負わなければいけない。
女王自身のリスクだけでなく、臨月や産褥期の政務への支障を考えたらそう何人も産めない。
子供が無事育つとは限らない。


だけと姫にはね、ユン君がついてるから。
周産期医療はバッチリだとしよう。
姫には4人位子供いて欲しいのですが、ユン君がついてるから皆元気に成長する!きっと、いや絶対。


ほんと、全てのハクヨナ幸せ妄想はユン君の存在にかかってるんだなあと改めて実感しました。
凄いなあ天才美少年!


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No title

こちらに失礼いたします
このテーマで考えると、ヴィクトリア女王とマリアテレジア女帝って凄いですよね。支える周囲のシステムも良く整ってたんだろうけど、やはり本人達が頑健な体だったんでしょうね。生まれた子供達も確か、かなり成人してますし。時代も、確かに近現代ですしね。「大奥」(よしながふみ )で考えると、女性が権力を持ちつつ出産するシステムの大変さが良くわかります。
私も、血統の維持という観点からの後宮、大奥制度、(あと乳母制度も含めて)に関して、キキさんに同意ですね。
ヨナさんは緋龍城時代はともかく旅に出でからは相当鍛えてたし、ユン君いるし、大丈夫そうですよ。
でも、出産の時、心配で心配でおかしくなりそうで挙動不振なハクとか想像すると萌えます^ ^

Re: No title

今晩は〜
コメント有難うございます(っ´ω`c)♡

ヴィクトリア女王とマリアテレジア女帝。私も同じく、本当に偉大だなと思います。あと周囲のシステムと、夫に恵まれたのかなと。夫……夫か(妄想中)
頑健な体というのはほんと大切ですよね。結局体が資本なんですよね。マリアテレジア女帝なんて中世ですもの。相当に丈夫だったのでは。あの時代のヨーロッパの衛生状態を考えると……産褥期の感染症も跳ね除ける生命力がおありだったのでしょう。

「大奥」私未読なんですが、俄然興味が湧きました。まずは電子書籍で読んでみます!

乳母制度!ああそうですね、乳母も母体回復を早める手段でしたね。高華国にはあったのかな?
(でもあれってお母さん辛くないのかな?胸が張って大変そう……)

はい!姫は大丈夫と信じてます!何たってユン君いるし!
姫の出産の時のハクの様子……萌えますよね。たまに脳内に降ってきて私が挙動不審になってます 笑
実は、そのうち書いてみたいなあと思ってます(*´艸`)

No title

こんばんは
女性の支配者が出産と政務を両立するには、愛のある夫婦生活が大事なんでしょうね。きっと。(^_^;)
乳母制度は、日本の戦国時代から江戸初頭にかけては、早く生理の来る状態に戻して、早く次の子を妊娠できる体に戻すという側面があると、以前どこかで読みました。大奥がまだ制度化されてない時は、それほど側室の数も多くなかったでしょうからね。

わー!ハクの出産時の様子、いつか読ませていただけたら嬉しいです。
そして最近のわたくしは、路傍の花2.5を拝読して以来、女王の懐妊を知らされた、主要登場人物の反応とか様子を妄想して、1人楽しんでますっ^ ^

では、では失礼いたします。

Re: No title

今晩は〜(●´∀`人´∀`●)

愛のある夫婦生活!そうですね!あとは夫が政務の補佐だったり共同統治が出来るような優秀な理解者である必要性もありますね。
乳母制度は、そうなんだ……何と言うか、酷使されてる感が((((;゚Д゚)))))))
戦国時代は男も女も命懸けですね(当たり前か)

挙動不審どころか、ハクさん胃痛で倒れちゃいそうです。そしてユン君に冷たい目で見られるとか。リリ嬢いたら罵詈雑言浴びせられそう 笑

女王の懐妊を知らされた、主要登場人物の反応とか様子!
うわあその妄想、今度聞かせてくださいよ〜٩(๑′∀ ‵๑)۶
待ってます♡

No title

ヨナにはぜひとも、ヴィクトリア、マリアテレジア、荒川弘(笑)に続いて仕事と出産と子育てをやり遂げてもらいましょう(*^_^*)

Re: No title

何と!まさかの荒川氏!
姫には頑張って頂きたいですが、きっと子育てのメインは「風牙のみんなのお兄ちゃん」の雷獣氏になりそうな予感が 笑


No title

あ、おむつとかも平気で替えれそう(笑)。
根拠ないけど、すごい子育てスキル高いイメージ。

Re: No title


(*≧∀≦)(≧∀≦*)ネー♪

彼にはフルタイムのワーキングマザー的なスキルを存分に発揮して頂けるかと。
根拠ないけど 笑
プロフィール

月桜キキ

Author:月桜キキ
月桜キキと申します。
数年振りに二次創作の世界に出戻って参りました。普段はしれっと会社員やってます。

暁のヨナ、聖闘士星矢(無印)を中心に、他ジャンルも時々。
NLBL混在しますのでご注意!

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