スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ついったlog.3 他ジャンル140(に、名前をつけてみる)其の1

『夢想』 ZZ / ハマジュ

妄執だった。あの男の心が欲しかった。手に入らぬならこの手で消し去ってやりたかった。
結局それは叶ったのかそうでないのか。

それを霞と変えたのは幻の如く現れたお前の手。
お前が欲しいと希うけれど、その手は、取れない。

私にはお前の望みは叶えてやれない。だからせめて、お前の手で。



✴︎



『幻影』 ZZ / ジュドハマ

私のところに来ないか、なんて。
くらくらする声と匂いで。

なのに、一緒に行こうと伸ばした手を貴女は何処までも跳ね除ける。

解ってるさ、それがどんなに困難か。
だけど生きるってそういうことだろう?

震えるその心に触れたと思った、のに。

貴女は消えた。
甘い匂いを、残して。



✴︎



『道標』 CCA / シャアム

何人もの女が私の前を通り過ぎ、そして去っていった。
新たな道標をーー光を求め、見出し。

それを惜しむことはない。だが。
私は何時迄光を求め彷徨うのだろうか。

最期まで私の前に立ち塞がるお前。
お前が見せる光は、何故これ程に暖かい?

嗚呼ーーそうかお前こそが私の、光芒。



✴︎



『朧月』 信コン / サブ帰

縁側に立ち朧な月を只、見上げる。
靜やかで暖かな真白は殿の佇まいのよう。

「軍議が少々長引くと、殿が」
「そうか」
「奥方様、夜は冷えます故お戻りを」

降り積もる月光のように暖かな殿に触れれば、妾の身もまた暖まるけれど。

だがそれでは殿を冷やしてしまうと妾は月に背を向けた。



✴︎



『伝心』 ZZ / シュドハマ

「何だこれは」
「パフェだよ。食ってみなよ美味いからっ」
「いや、私はーー」
「いいから!」
「ーー頂こう」

彼女はおずおずと一口掬い口へ運ぶ。
瞬間、無表情の彼女の瞳がちらりと輝き、弾む感情が伝わる。

知ってるよ、好きだって。
だって聞いたんだ。貴女の分身のあの子から。





✴︎✴︎✴︎





他ジャンル140がたまったので収納。




スポンサーサイト

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

月桜キキ

Author:月桜キキ
月桜キキと申します。
数年振りに二次創作の世界に出戻って参りました。普段はしれっと会社員やってます。

暁のヨナ、聖闘士星矢(無印)を中心に、他ジャンルも時々。
NLBL混在しますのでご注意!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。